チャットボット開発 その1 環境構築

はじめに

チャットボット(Chatbot)開発はじめました!

学生のころからたまに対話アプリっぽいものは作ってましたが、チャットボットは作ったことないなと思い作ることにしました。

目標は、以下の3つで、モチベーションの続く限りやっていこうと思います。

  • 自分が使う便利な機能を開発
  • 誰でも使えるよう公開
  • ちょっとスキルアップ

今回は、環境構築のみなので自分の備忘録程度の記事になります。

Azure Bot Service

チャットボットの実行環境としては、Azure Bot Serviceを使用することにしました。理由は、以下の2点です。

  • Facebook Messenger と Slack への接続が簡単らしい
  • Bot Service自体はシンプル

2つ目の理由が結構重要で、いろいろ試したいので、素の状態がシンプルな方が都合が良いと考えました。意図理解をする場合も自分で作ってみたり、LUIS等のサービスに繋げてみたりしたいと思います。

チャットボットの新規作成

Azure Bot Service を使用してボットを作成する

上記ページの通りにやれば、ボットを作れるはずなのですが、なぜか自分は、App Service Plan の Location 選択でどこを選択してもエラーになる現象に遭遇しました。

一旦、App Service で適当な Web Appを作って、その際にできた App Service Plan を Bot Service の新規作成時に使用すると問題なく作れました。うーん、謎な挙動ですね。

Visual Studio で開発

Bot Service で作成したボットは、Visual Studio を使ってローカルで開発することができます。

作成したボットのコードをダウンロードするには、Bot Service のページで対象のボットを選択し、ビルドのページの「zip ファイルをダウンロード」のボタンをクリックするとプロジェクトのzipファイルが手に入ります。あとは、そのzipファイルをローカルで展開して、Visual Studio で開けば準備完了です。

F5 で実行すれば、ローカルでボットが動きます。お手軽ですね。

エミュレーターでテスト

エミュレーターを使用したデバッグ

実行中のボットは上記ページの Bot Framework Emulator を使うとテストができます。Bot Framework Emulator で対象のボットの.botファイルを開いて、ローカルで動いている development のボットとサーバで動いている production のボットをテストすることができます。

デプロイ

デプロイの仕方は、Bot Serviceからダウンロードしたプロジェクトの README.md に詳細が記載されています。Visual Studio上で、デプロイ画面を開いて操作するだけなので楽々でした。

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