はじめに
あけましておめでとうございます。無事に冬コミで新刊の頒布ができました。サークルに来てくださった皆様ありがとうございました。十分休息もとれたので、冬コミの振り返りをして、新年の抱負を語ります。
冬コミで頒布した新刊について
冬コミに参加し、新刊を頒布しました。新刊は、次の3つの動画で紹介しているコンテンツに使った技術について解説しています。1つめはVR、2つめはAR、3つめはAIともりもりの内容の本になりました。
振り返りと反省
2019年は趣味開発を再開するぞ!という強い意志でものづくりをして、年の終わりに本を作ってコミケで頒布できたのはとても満足のいく結果でした。ただ、うまくいったことと反省しないといけないことはあるので、それを書いていきます。
趣味開発の方針について
趣味開発をちゃんとやったのは5年ぶりくらいで、社会人になってからこんなにガッツリやったのは初でした。
自分の趣味開発をふりかえると、今回は第3次の開発期間です。第1次は大学入試前、第2次は大学在学中になります。第1次はプログラミング学び初めで多くのことを学習し、第2次は好きにアプリを作ってGooglePlayで配布したりと徐々にいろいろな挑戦や成長はできていってるなと思います。
今回の第3次で重要視したのは、開発したものを蓄積していくことと趣味開発を持続できるようにするということです。これは第2次でアプリ開発をした際に、作ったものが作ったきりになったり、作ったあとにメンテンナンスやサポートで時間を消費してしまうということを反省したからです。趣味開発は新しいことをやり続けたいので、過去に作ったものを簡単に再利用したり、開発以外で使う時間はなるべく少なくしたいと考えています。
そこで、今回の趣味開発は可能なかぎり開発をクラウドによせていこうという方針にしています。これは、異なるプラットフォーム向けに作ったアプリでも技術の再利用を簡単にしたり、端末依存で問題が生じることを減らすためです。この方針は、いまの時代だからこそやりやすくなった戦略かなと思います。それは、サーバレスの発展で個人でもサーバの利用料をあまり気にせず維持しやすくなったからです。ただ、クラウドによせるようにしたことで、レイテンシの問題が生じるので体験の質は下がりますし、利用料も完全には無視できません。このクラウドによせることのメリットとデメリットをふまえた上で、好きなものをつくるということと持続可能性のバランスを考慮したものづくりをしていきたいと思います。
執筆のスケジュールについて
11/1に参加が決定して、12/21に印刷所に入稿、12/31にサークル参加というスケジュールでした。簡単なプロトタイプは事前に作ってましたが、新刊用に作り直しながら記事を書いたので、かなりキツかったです。仕事の方でも12月と1月リリースのアプリ開発をしていたので、11月と12月は起きてる間はずっと締切間近の何かを作っているという限界な状態でした。これは流石に持続不可能なので、やり方を変えていかないといけないなと思います。
ざっくりとした執筆のスケジュールは以下のような流れでした。
- 11月第1週でRe:VIEWの執筆環境を整えて1つめのネタの大まかな流れを決めた
- 11月の2週目以降は仕事が忙しく執筆できなかった
- 11月の最終週くらいに1つめのネタを記事用に作り直しながら執筆
- 12月の2週目からなぜか2つめと3つめのネタの記事を書き始める
- 12/14は自分の中で決めた入稿の締め切りだったがもちろん間に合わない
- 12月の3週目は記事の微修正と必要な画像素材をひたすら作る
- 12/21に表紙を急いで作って入稿
特に表紙はもっと良くしたいと思いました。締め切りの少し前からどんな表紙にするかをいろいろ考えてましたが、最後に急いで作ってしまってあまり満足のいく出来にならなかったのが一番の反省です。次の本はもっと表紙に力を入れたものにしたいです。
サークル参加について
一人でコミケのようなイベントにサークル参加したのは初めてだったのでいろいろチャレンジしましたが、良かったこととイマイチだったことあったので列挙していきます。
良かったこと
- はじめての新刊を執筆できた。需要があるか不明だけど好きな内容を書いた
- 印刷所に入稿できた。綺麗に製本した本が頒布できたのは最高
- 展示用の動画を用意できた。音声を流せないことを考慮するともっと良くなりそう
イマイチだったこと
- 宣伝が全然できなかったこと。直前に体調不良やデモの準備をしていて時間なかった
- デモの準備をしたが、デモしづらいコンテンツだったのでデモできなかった
- 当日の準備が足りなかった。文房具も足りなかったし、残った本を運ぶ台車は必要
2020年の抱負
頒布した数は24部で、まだまだ在庫があるので、2020年は他のイベントにも参加していこうと思います。また、2019年は趣味のアプリのリリースはできてないので、誰でも体験できるようにアプリをリリースすることが目標です。